それぞれのAPIは、取得できるデータの内容(項目)が違います。
そのため、取得したいデータによって、使い分ける必要があります。
今回は、よく使われる主なAPIを紹介します。
・楽天商品検索API
多分、これが最もよく利用されているAPIです。
楽天市場の膨大な商品情報を取得することができます。
入力パラメーターに、検索キーワードや商品コードなどを指定して検索できます。
出力パラメーターには、詳しい商品情報が含まれます。
・楽天商品ランキングAPI
楽天市場で、実際に売れている商品の情報を取得することができます。
入力パラメーターに、ジャンルID、年代別、性別などを指定して検索できます。
売れ筋商品を紹介したい時に便利なAPIです。
・楽天ブックス総合検索API
楽天ブックスの商品情報を取得することができます。
入力パラメーターに、検索キーワード、楽天ブックスジャンルID、ISBNコード/JANコードなどを指定して検索できます。
書店のようなアプリを使いたい時に便利です。
・楽天オークション商品検索API
楽天オークションの商品情報を取得することができます。
入力パラメーターに、検索キーワードや楽天オークションジャンルIDなどを指定して検索できます。
・楽天トラベルキーワード検索API
楽天トラベルの施設情報を取得することができます。
入力パラメーターに、検索キーワードや地域などを指定して検索できます。
楽天トラベルは利用する人が多いし、旅行は客単価も高いので、利用価値の高いAPIです。
家族旅行、会社の出張など、ホテルを利用する機会は多いですから。
旅行には飛行機や鉄道などの交通機関も使われますから、
関連商品でも多くの売り上げが見込めます。
ps:
他にも、楽天Kobo電子書籍検索APIや、楽天GORAゴルフ場検索APIなどがあります。
また、今回紹介したような主なAPIだけでは情報が足りない場合は、
他の補佐的なAPIと組み合わせて、目的を達成することもあります。
楽天ウェブサービスにはAPI一覧があるので、
どんなことができるのか、一度は目を通してみることをおすすめします。
「こんなことが出来るのでは?」という感じで、
アプリ開発のアイデアが湧きますよ。